北方領土返還の実現を目指す「北方領土返還要求全国大会」が7日昼、東京都千代田区の九段会館で開かれ、元島民と関係閣僚、与野党国会議員、自治体関係者らが参加した。
鳩山由紀夫首相はあいさつで、祖父の一郎氏(故人)が首相当時に日ソ共同宣言に調印したものの、領土問題が残った点に言及。「(ロシアの)メドベージェフ大統領との首脳会談で、まだ道のりは長いと思ったが、2島返還という結論は有り得ない」と述べた。
さらに、「鳩山が最も果たしたい一番大きな思いが北方領土解決だ。色々なアプローチがある。この世代で問題を解決したい。道は必ず開ける。どうぞ一緒に戦いましょう」と決意を強調した。
政府は、北方四島が日本の領土と確認された1855年の日露和親条約(通好条約)締結日の2月7日を「北方領土の日」と定めている。今年は、旧ソ連が戦後、北方領土を不法占拠して65年に当たる。
首相は就任時、政権発足から半年で問題解決に道筋をつけると表明したことがある。
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